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ドラマの一気見は鬱(うつ)になりやすいって本当?暇を利用して上手にドラマを見るために

みなさんは、おうち時間に何をして過ごしていますか?家に居ながら楽しめる娯楽として、まず一番にドラマや映画を挙げる方はたくさんいるのではないでしょうか。最近では動画配信サービスの普及から、以前よりもさらに手軽にドラマや映画を楽しめるようになりました。懐かしのドラマや海外の人気シリーズなど、一度見始めるとつい夢中になってしまいますよね。しかし、のめり込み過ぎて、気が付くと一気に何時間も視聴していたり、見るのを止めたいのに止められない、なんてこともあるのではないでしょうか。「この話を見たらやめよう…」と思いつつ、気が付くとドラマを見ていただけで1日が終わってしまった時なんかは、なんとなくどんよりした気分になりますよね。

そんなドラマの‘イッキ見’について、鬱との関連を調べた研究が最近話題になっています。果たして、ドラマのイッキ見が私たちの健康に与える影響とは、どのようなものなのでしょうか。

米テキサス大学の研究者が行った調査では、18~29歳の316人を対象に、孤独や「うつ」状態を感じる頻度、自己規制能力の欠如を感じる頻度、TVでイッキ見をする頻度などを尋ねたとのこと。

その結果、孤独や「うつ」状態を感じる人は、負の感情を忘れようとしてイッキ見をする傾向が強いことがわかったという。

「”イッキ見は無害な中毒症状”という人もいますが、調査結果は、そのようにみなすべきではないことを示唆しています。肉体的な疲労や肥満などの問題はイッキ見と関連づけられており、懸念事項となっています」と、研究者の一人スン・ユンヒ氏は述べている。

参照)ドラマのイッキ見と、「うつ」状態には相関関係があることが研究結果で明らかにドラマのイッキ見と、「うつ」状態には相関関係があることが研究結果で明らかに

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ドラマやアニメのイッキ見は鬱になりやすいのか?

2015年にテキサス大学の研究チームが発表した論文によりますと、孤独や鬱気分を感じている人ほど、長時間に渡って好きなテレビ番組を視聴しているということが明らかになりました。研究チームは、18~29歳の316人に対して、孤独を感じる頻度、気分の落ち込みを感じる頻度、自分をコントロールできないと感じる頻度、テレビを視聴する頻度、テレビのイッキ見をする頻度を調査しました。すると、孤独や気分の落ち込みを感じている人の方が、ネガティブな感情を追いやるために、より一気見をしやすい傾向にあることがわかったのです。

https://deadline.com/2015/01/binge-watching-linked-to-depression-and-loneliness-1201362817/

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なぜ?ドラマのイッキ見と、「うつ」の相関関係がある理由

上記の論文では、孤独感・鬱気分とテレビのイッキ見の関連性については示されているものの、イッキ見自体が鬱気分を引き起こしているとははっきり述べられてはいません。
ただ、私たちがドラマを長時間に渡って見続けてしまう場合、気分の落ち込みはないか、精神的に疲れていないかなど、自分の心の状態をチェックしてみるべきかもしれません。
また、論文では同様に、自己制御力の低い人ほどイッキ見をする傾向にあり、彼らは他にやらなくてはいけない仕事があることがわかっていながら、次のエピソードをクリックすることを止められないとも述べられています。見るのを止めたいのに止められず、やらなければいけない事を後回しにしてしまうことは、新たな気分の落ち込みや自己肯定感の低下を生み、悪循環になると言えそうです。

https://variety.com/2016/digital/news/binge-watching-us-study-deloitte-1201737245/

https://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.1080/08838151.2018.1451851

ドラマを一気見するプラス効果も

この研究の他にも、動画配信サービスやDVDでドラマを連続視聴することに関しては、中毒性などを指摘するネガティブな論文が多く見受けられるものの、一方で、イッキ見によって番組により熱中し没頭できるとする意見もあるようです。漫然と視聴するのではなく、「今日はこのシリーズを制覇する!」と決めて、思い切り楽しんでしまうのも、ひとつの方法かもしれません。お気に入りのお菓子や飲み物を準備したり、部屋の照明を落として映画館のようにしてみたりして工夫すれば、より熱中できるエンターテイメントになりそうです。

上手に余暇でドラマとつきあってゆくために

ドラマのイッキ見に関して、最近の研究をもとに良い面と悪い面をご紹介しました。国内のものから海外のもの、古いものから新しいものまで、いつでも気軽に見られるようになったドラマですが、すぐに見られる分いつまでもぼーっと見てしまい、結果として自己嫌悪を感じたり体に不調をきたしたりすることがあるようです。おうち時間にドラマを見る場合は、時間を決めて見る、ドラマの視聴のために夜更かしをしない、誰かと一緒に見る、やるべき仕事を片付けてから見るなど、生活の中でのメリハリをつけることが大切と言えそうです。長い時間を家で過ごすことに対して、少しずつストレスが溜まってきている今、気持ちをリフレッシュするためにドラマを上手に楽みたいですね。

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